「季節毎のイベント」と「礼儀」を教わった日

英語圏の季節毎のイベント(サンクスギビングディ)

「季節毎のイベント」と「礼儀」を教わった日 アメリカを発祥としてキリスト教徒の多い英語圏では伝統的な季節毎のイベントとして毎年行われているサンクスギビングディがあります。thanksgiving-dayと書き、毎年11月の第四4木曜日に行われます。その日は国をあげてお休みになります。英語の意味はそのままで、食べ物を与えてくれた神様に感謝をする日、という意味です。これは、日本ではあまり馴染みのないイベントですが、アメリカを中心とした英語圏では当たり前に行われている行事です。主に家族や親しい親戚、友人を誘って、家でご馳走を出し、みんなで団欒するという内容です。
もともと、このサンクスギビングディの由来は、昔、アメリカ大陸に渡ってきたイギリス人達が、食べ物に困っていたところ、原住民であるインディアンに助けられて、何とか飢えをしのいだそうです。そのお礼に、収穫祭にインディアンを招き、ごちそうしたのが、ターキー(七面鳥)とかぼちゃだったそうです。その由来から、この日は、ターキーとパンプキンパイを家庭で作ります。それぞれ家庭での味があり、かなりのビッグサイズの料理が作られます。他にも色々な料理やデザートをそれぞれみんなで持ち寄ったり、一緒にキッチンで作ったりして楽しみます。作った料理は全てたいらげるのが慣わしです。その際も、「美味しい」と言いながら、料理を味わい、食事に感謝していただきます。最近では特にお祈りなどもせず、パーティー感覚で行われることも増えたようです。

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